ニキビには種類があります。あなたのニキビはどのタイプ?薬剤師がやさしく解説する、ニキビの種類と毎日のスキンケア【前編】

ニキビには種類があります。あなたのニキビはどのタイプ?薬剤師がやさしく解説する、ニキビの種類と毎日のスキンケア【前編】

執筆者: SkinBaby編集部

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「ちゃんと洗顔しているのに、またニキビ…」

 

朝、鏡を見ると新しいニキビができている。

「昨日まではなかったのに…。」
「スキンケアも頑張っているのに、どうして?」
「同じ場所に何度も繰り返してしまう。」

そんな経験はありませんか?

ニキビは多くの方が一度は経験する、とても身近な肌悩みです。

思春期だけではなく、大人になってから悩まされる方も少なくありません。実は、「ニキビ」と一言でいっても、すべて同じではありません。

白いポツポツ。

黒い毛穴。

赤く腫れたニキビ。

黄色く膿がたまったニキビ。

 

それぞれ、肌の中で起きていることは少しずつ違います。

だからこそ、「どの種類のニキビなのか」を知ることが、毎日のスキンケアを見直す第一歩になります。

この記事では薬剤師の視点から、できるだけ専門用語を使わず、やさしくわかりやすくニキビについてお話しします。「なるほど、だからだったんだ。」

そう思っていただける内容になれば嬉しいです。

 


ニキビはどうしてできるのでしょう?

 

まず知っていただきたいのは、

ニキビは突然できるわけではない

ということです。

 

実は、鏡で見える何日も前から、毛穴の中では少しずつ変化が始まっています。

私たちの肌には、無数の毛穴があります。

 

そして、その毛穴には「皮脂腺(ひしせん)」という皮脂を作る場所があります。

皮脂というと悪いイメージを持たれる方もいますが、本来はとても大切な存在です。

 

皮脂には、

・肌の乾燥を防ぐ
・外からの刺激から守る
・うるおいを保つ

という大切な役割があります。

つまり、皮脂そのものは悪者ではありません。

問題になるのは、

「皮脂が出ること」ではなく、「皮脂が毛穴に詰まってしまうこと」

なのです。

 


毛穴の中では何が起きている?

 

肌は約28日周期(個人差があります)で新しく生まれ変わっています。

古い角質は自然にはがれ、新しい肌へと入れ替わっていきます。

しかし、

・皮脂が増えやすい
・睡眠不足
・ストレス
・ホルモンバランスの変化
・乾燥
・メイクや日焼け止めの洗い残し

などが重なると、古い角質が毛穴の出口にたまりやすくなります。

すると、毛穴の出口が少しずつ狭くなり、皮脂が外へ出られなくなります。

この状態が、ニキビの始まりなのです。

そして、

毛穴が詰まった状態が続くと、

白ニキビ

黒ニキビ

赤ニキビ

黄ニキビ

というように、少しずつ状態が変化していくことがあります。

もちろん、すべてのニキビが必ず進行するわけではありません。

初期の段階で適切なスキンケアを続けることで、悪化を防げる場合もあります。

 

 


白ニキビとは?

 

白ニキビは、ニキビの始まりともいえる状態です。

 

毛穴の出口が古い角質や皮脂でふさがれ、

皮脂が毛穴の中にたまっている状態です。

 

見た目は、

・小さな白いポツポツ
・肌色に近く目立ちにくい
・痛みはほとんどない
・赤く腫れていない

という特徴があります。

 

この段階では、まだ強い炎症は起きていません。

だからこそ、一番ケアしやすいタイミングでもあります。

 


「まだ小さいから大丈夫」は少し危険です

 

白ニキビは目立たないため、「そのうち治るかな。」

と様子を見る方も少なくありません。

 

もちろん自然によくなることもあります。

しかし、毛穴の中では皮脂がたまり続けています。

 

そのまま放置すると、毛穴の中で皮脂が酸化したり、

アクネ菌が増えたりして、赤ニキビへ進んでしまうこともあります。

つまり、

白ニキビは、今ならまだ悪化を防ぎやすいサインともいえるのです。

 


白ニキビができたら、今日からできる6つのこと


① 朝と夜、やさしく洗顔する

 

まず見直したいのが毎日の洗顔です。

「皮脂が多いから、しっかり洗おう。」と思ってしまいますが、

実はゴシゴシ洗うことはおすすめできません。

肌は摩擦にも敏感です。強くこすると、肌を守ろうとして皮脂が増えたり、

肌荒れにつながることもあります。

おすすめは、たっぷり泡を作り、泡で肌を包み込むように洗うこと。

手でこするのではなく、泡に汚れを吸着してもらうイメージです。

 


② 毛穴詰まりを防ぐ洗顔料を選ぶ

 

白ニキビは、毛穴詰まりから始まります。

だからこそ、毛穴を清潔に保つことがとても大切です。

例えば、サリチル酸配合の薬用洗顔料は、古い角質をやわらげ、肌を清潔に保つことで、ニキビを防ぐ有効成分として配合されています。

SkinBaby ホワイトクレイウォッシュも、有効成分「サリチル酸」と「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合した医薬部外品です。

サリチル酸が毛穴を清潔に保ち、グリチルリチン酸ジカリウムが肌荒れを防ぐことで、毎日のニキビ予防をサポートします。

大切なのは、「強い洗顔」ではなく、

毎日続けられるやさしい洗顔です。

 


③ 洗顔後は保湿を忘れない

 

「ニキビがあるから保湿はしない。」これは実はよくある誤解です。

肌は乾燥すると、

「うるおいが足りない。」と感じ、さらに皮脂を分泌することがあります。

その結果、毛穴詰まりにつながる場合もあります。

洗顔後は、化粧水などで肌にうるおいを与え、

必要に応じて乳液やジェルで保湿することも大切です。

 


④ ニキビを触らない・押さない

 

鏡を見るたびに気になる白ニキビ。

つい触ってしまいたくなりますよね。

でも、指には目に見えない細菌がたくさんいます。

触ることで炎症が起こり、

赤ニキビへ進行する原因になることもあります。

「気になるけれど触らない。」これも立派なスキンケアです。

 


⑤ メイクはその日のうちに落とす

 

メイクや日焼け止めが毛穴に残ると、毛穴詰まりの原因になることがあります。

帰宅したら、できるだけ早めにクレンジングと洗顔を行い、

肌をリセットする習慣をつけましょう。

 


⑥ 睡眠と食事も肌の味方です

 

肌は寝ている間にも生まれ変わっています。

睡眠不足や偏った食生活が続くと、

肌のコンディションが乱れやすくなります。

毎日完璧である必要はありません。

 

まずは、

・しっかり眠る日を少し増やす

・野菜やたんぱく質も意識する

そんな小さな積み重ねが、肌にはとても大切です。

 


白ニキビでやってはいけないこと

 

早く治したい気持ちは、とてもよく分かります。

でも、次のようなことは避けましょう。

・無理につぶす

・何度も洗顔する

・スクラブで強くこする

・アルコールで頻繁に消毒する

・刺激の強いスキンケアを何種類も試す

 

肌は意外と繊細です。

「早く治そう。」よりも、「肌をいたわろう。」

 

そんな気持ちの方が、結果的に健やかな肌につながることも少なくありません。

 


次回は「黒ニキビ」「赤ニキビ」「黄ニキビ」を詳しく解説します

 

白ニキビは、ニキビの始まりです。

しかし、毛穴の中で起きている変化が進むと、黒ニキビや赤ニキビ、黄ニキビへと状態が変わることがあります。

後編では、それぞれの特徴や毎日のケア、皮膚科を受診したほうがよい目安なども含めて、薬剤師の視点から詳しく解説します。


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